共働き主婦が、40歳までに資産1億円を目指すブログ。

副職や投資で資産1億円目指してます。フルタイムで1歳児育て中。育児漫画も描いてます。

育休後、フルタイムで復職したのに完全アウェイだった話。

マチが働いている会社は、8割男で、管理職に女性がほぼ皆無という典型的な日系企業です。でも、その中で総合職として男性と同じように働いてきたし、何度か最高評価をもらったこともある。育休はとりましたが、核家族でもフルタイムで戻れるような工夫をたくさんしてきました。職場近くに引っ越したり、家事をアウトソージングしたり、食事を土日にまとめて作ったり、夫も慣れない家事をたくさん勉強しました。夫婦共に裁量労働なので、なんとか育休後もフルタイムでやれる目途がつき、復職。2週間たったのですが、アウェイ感半端ないので、記事にします。

 

上司「そんなに頑張らなくてもいいのに」気遣いという名のジャブ。

フルタイムで戻ることを喜んでもらえると期待していましたが、面談時に部長からまさかのこの発言。奥様に支えてもらって、仕事だけに集中して部長までのぼりつめた人にとったら、女性が無理して頑張ってるって思うんでしょうかね。いや、普通にやりたいだけなんですけど。しかも、職場近くに引っ越したから、以前と同じ感じで仕事しても時短の人並みの保育園送迎できるんですけど。って伝えたのに、、、

 

上司「徐々に慣れていってほしいから、最初は仕事少なめで」というボディーブロー。

いやいやアウトプット少ないと慣れるのも慣れないから!

妊娠中のセーブモードの仕事量から始めることになりました。フルタイムですが、10時出社16時帰社してますw保育園で一番遅く送って、一番早く迎えに行ってますwwそのうち仕事増える確約もありません。これって、ある意味パワハラじゃないの。個人的に、忙しいより、暇なほうがストレスなんですよね。

 

女性からの「子供が小さいうちは子供最優先にすることをおすすめします」という自分の定規でしかモノを図れない右ストレート。

時短をとる人と同じくらい子供といる時間確保できるよう工夫をしてきました。なにも事情しらないのに、この発言されたときは「ウソだろ」って思いました。先述した上司のような人間とは分かり合えないのは分かるのですが、同じ働く女性からこういうこと言われると結構きつい。反面教師にしたいと思います。

 

 

「時短ですか?」のしつこいローキック

会社であいさつ回りしたときも、「時短ですか?」とほぼ100%聞かれました。奥さんが出産した男性社員に、時短ですかって聞きます?聞かないですよね。そもそも裁量労働者が時短にするメリットってあんまりないんですけど、制度理解して質問してますか?とちょっと苛立ってます。

 

専業主婦の姑から心配メール。(ガヤ)

復職して初めての出張。姑から心配メールがわんさか来ました。直接は言われませんが「なぜ、そこまでやるの?」って思われてると思います。出張って言わなきゃよかった。ただでさえ忙しい出張中に姑からのメールは心底うざかったです。ていうか、息子にメールしてよ。

 

これまでと同じように普通に働きたいだけなんですが、思った以上に周りの偏見が強いことが分かりました。ここまで周りの考え方が自分と異なると疑心暗鬼になりますよね。「あれ、空気読めてなかった?」「子供に悪いことしてる?」「フルタイムの判断間違ってたのかな」って。そして、どんどん自分の殻が固くなって、緊張が強まっていってしまって、アラサーなのに、帰り道急に苦しくなって涙がでました。(情けない)

 

唯一の管理職子持ち女性からの「よく考えたね」の言葉に救われた。

フルタイムで戻ったことを、職場で唯一子持ち管理職の女性に報告した際、私たち夫婦の工夫も聞いてくれ、「一番いい方法をとったね、よく考えたね。」と言って励ましてくれました。頑張ろうとしている、その姿勢を認めてもらえたことが初めてで、空回りしているのかなと思いかけたところで、とても強く背中を押されました。

 

アウェイの中で考えたこと

子どもが小さいのに、ママがフルタイムで働くことにいろんな考え方があっていいと思います。ただ、ママが選んだ道を周りの人は尊重すべきと思います。専業だって、フルタイムだってそれぞれ葛藤はあるし、つらいこともたくさんあるのに、周りからいろいろ言われたり気を使われると余計しんどいです。どんな道を選んでも自分の人生であり、自分が選んだ道を進んでいるママの姿は、子供は見てくれていると思います。私の母もずっと働いていて、保育園で一番お迎えが遅い日も多々ありました。園長先生の部屋で一人だけ残っている記憶があります。お迎え後や休みの日は思う存分甘えさせてくれたので、さみしいときはありましたが、愛情不足を感じたことはありません。

復職後、たった2週間で色々嫌なことがありましたが、やはり自分で選んだ道は自分に合っていると思います。ちぃこ(娘)には、一緒に居てあげられなくて申し訳ないと思うのではなく、これがあなたのママよ、ママの背中をみて学びなさい、と言えるくらい自分を信じていきたいと思います。